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建通新聞社
2014/02/25

【大阪】市役所耐震に32億 高槻14年度当初予算案

高槻市は、前年度当初比5・3%増となる総額2174億0604万円の2014年度当初予算案を発表した。一般会計は同比8・9%増の1145億9389万円。投資的経費は同比76%増の122億5588万円を計上した。建設関連の主な事業では、老朽化が指摘されてきた市役所本館の耐震化に着手するため実施設計と施工を一括して発注するほか、新名神高速道路関連事業やJR高槻駅周辺整備を進める。
 市役所本館耐震化事業では、14〜17年度の債務負担行為を設定し総額32億円を投入する。同施設は1970年に建設。規模は鉄筋コンクリート造地下2階地上7階建て延べ約1万9400平方b。所在地は高槻市桃園町2ノ1。耐震診断と耐震改修基本計画策定業務は山下設計(大阪市中央区)が2012年度に担当した。
 新名神高速道路関連事業では、アクセス道路となる都市計画道路南平台日吉台線の工事を進めるため、設計費や工事費、公有財産購入費などを含む14億0044万円を計上。14年度は橋梁上部第1期工事に取り掛かる。
 JR高槻駅周辺整備事業には、南駅前広場の整備費として4億7900万円を充当。同駅北側では、歩行空間を確保することを目的に北側駅前広場の整備に入る。整備面積は約700平方b。14年度は基本設計と家屋調査費に4260万円を充てる。
 このほか高槻小学校改築費として4億4200万円、(仮称)西阿武野コミュニティセンター新築費などを盛り込んだコミュニティーセンター施設整備費に2億2400万円、市民会館の建て替え基本計画策定費に1320万円を確保している。