北千葉広域水道企業団は、2月定例議会で2014年度予算を可決した。14年度予算の規模は収益的支出が対前年度当初比13・1%増の100億4000万円で、資本的支出(有価証券取得に係る投資除く)が同37・3%減の103億300万円。資本的支出の減は、2009年度から実施している高度浄水施設建設事業がピークを過ぎたことなどによる。
新年度予算は、水道用水の安全性の確保と安定した供給先を最優先に、@高度浄水施設に係る通水準備業務の実施(事業費31億3000万円)Aバックアップ機能強化策の実施(同9億3100万円)B現有施設に係る保全・更新工事の実施(同33億5300万円)の3項目を重点施策に掲げ、取り組むこととした。