建通新聞社(岡山)
2014/02/21
【岡山】岡山西部総合公園(仮称)整備 実施設計に着手 岡山市
岡山市は、岡山操車場跡地の中央部を岡山西部総合公園(仮称)として整備するため、2014年度当初予算案に実施設計などに7000万円、用地取得費に41億1300万円を盛り込んだ。13年度内に全4回のワークショップで出た意見を取りまとめ、それをたたき台とし、14年度6月以降に総合公園の実施設計および管理棟の基本設計を外注する。また、総合公園として整備する14・3fの一部の用地を取得する。総合公園の基本設計はエイト日本技術開発(岡山市)が担当している。
同跡地は、西部に15年度開院を目指す新市民病院をはじめ、健康・医療・福祉系施設導入区域として、産学官連携施設、医療福祉系研究施設などの整備を想定。中央部を総合公園区域として環境の水辺(ビオトープ)、見晴らしの丘、既設の名所などを配置、大規模災害時に広域避難場所となるよう備蓄倉庫などを設ける。また、東部には市営住宅・社会福祉施設導入区域として市営住宅団地「北長瀬みずほ住座」の整備を検討している。