鎌ケ谷市は18日、新年度予算案の概要を明らかにした。一般会計は前年度当初比1・1%減の317億円。特別会計は公共下水道事業が同5・9%増の21億9300万円で、一般会計と特別会計(4会計)を合わせた総額は同1・2%増の534億6200万円。一般会計の普通建設事業費は24・5%減の39億5766万円。普通建設事業費の減少は、4月にオープンする新学校給食センターや(仮称)文化センター整備工事などの大型事業が本年度で終了するため。
新規事業では、多目的グラウンド整備事業に設計費を計上した。同事業は中沢地区に新たな多目的グラウンドを整備するもので、新年度で設計を行い、15年度に着工する。同地区には弓道場・アーチェリー場、みんなのスポーツ広場、キャンプ場、ファイターズタウンがあることから、第二のスポーツ施設の拠点と地域活性化を図るとともに、四本椚多目的グラウンドが県営住宅の整備に伴い面積が大幅に減少していることから、新たに整備することとした。