建通新聞社四国
2014/02/18
【愛媛】松山市当初予算案の普通建設事業費は15・5%増
松山市は13日、1729億円に上る2014年度一般会計当初予算案を発表した。対前年同期より67億円増で4%増加した。うち普通建設事業費は166億2491万円となり、同22億3603万円増、15・5%増加した。
上下水道関係の企業会計では、水道会計に159億6795万円(対前年度比7・2%増)、簡易水道会計が6億0341万円(同3・1%増)、工業用水道会計が15億9195万円(41・5%増)、下水道会計が301億2228万円(16・9%増)となっている。
2月20日から3月20日の日程で開かれる3月定例市議会に諮られる。
主な建設事業は、松山駅周辺整備事業に9億0151万円、椿の湯改築の用地取得と設計に6億5492万円、老朽化した源泉井戸の改修などに5478万円。
市内中小建築企業の支援として住宅リフォームへの補助に3億0999万円、家庭の太陽光発電システムなどの設置助成に1億9820万円、木造住宅の耐震改修補助に5704万円、民間の大規模建物の耐震診断補助に1億1408万円、松山赤十字病院の建て替え補助に3200万円。
道路の歩道整備や高質空間・交差点改良・電線類地中化など12路線に5億3001万円、松山外環状線の整備に19億2730万円、伊予鉄道郊外線の駅で改修やバリアフリー化に3240万円、石手川緑地の整備に1億8968万円、北条公園へのグラウンド造成工事などに1億6287万円。
東中校区の小中連携校整備(東雲小と東中)に8億4975万円、同学校整備と同時に整備される松山市教育センター設置事業に2億4950万円、正岡小学校校舎改築事業に2億0400万円。ふれあいセンターの耐震化整備に1015万円、二番町駐車場の耐震診断に6548万円。
橋梁の長寿命化に伴う補修に3000万円。市営住宅の山西団地と太山寺団地の耐震補強と外部改修などに3億2464万円、太山寺・市坪・山狩団地の駐車場整備に1億0560万円。消防団ポンプ蔵置所の耐震化に1億9543万円。
下水排水路整備として西石井5丁目下水排水路改良などに2億6800万円、三反地川と太山寺川の護岸工に3061万円、畑寺町などのがけ崩れ防災工事に3780万円。
睦月漁港海岸の離岸堤建設に1億7330万円、神ノ浦漁港海岸の離岸堤建設に1億6800万円。農道・ため池の新設・改良に1億9500万円、林道の開設・改良に1702万円。
総合コミュニティセンターの設備大規模更新に4億0667万円、中央公園の施設および設備などの改修に2297万円。小・中・幼稚園の防犯カメラ設置に1398万円。生活道路の整備に3億4359万円、老朽化した舗装面の補修に1億7000万円。
上下水道関係では、上水道施設の基幹管路の耐震化に4億0420万円、同じく浄水場内の土木構造物などの耐震化に7710万円、配水地の耐震化に9690万円、救急医療機関14施設への配水支管耐震化に2億4450万円、工業用水管の耐震化に6億2660万円。液状化被害が予想される管路の耐震化に8億5050万円。
共同給水施設補助事業として吉藤山田地区・奥久谷地区・九川地区の共同給水施設整備補助に1億7020万円、久谷地区の六つの簡易水道統合に16億8502万円、北条上水の配水管路網整備に1億9640万円、怒和地区の老朽施設更新に2億1080万円。
下水道施設の管渠や処理場・ポンプ場の耐震化に3億9597万円、同じく長寿命化対策に11億7914万円、浸水対策として市内中心地区(文京町)の雨水管渠整備に5610万円、中須賀第2雨水排水ポンプ場建設に1億0173万円、雨水幹線4路線整備に1億2178万円、堀江第1雨水排水ポンプ場建設に9854万円、北条第2雨水排水ポンプ場建設に9014万円、北条第1雨水排水ポンプ場建設の設計に1501万円、市内中心地区を除く雨水管渠整備に2億7413万円。