建通新聞社(神奈川)
2014/02/13
【神奈川】神奈川県 「いのち貢献度指名競争入札」14年度試行を正式発表 社会保険加入などが条件
神奈川県は、2014年度から県土整備局発注工事などで、新たに「いのち貢献度指名競争入札」を試行することを正式発表した。
同制度は、設計金額が250万円超1億5000万円未満の工事と工事系委託が対象。工事では、社会貢献企業または優良工事施工業者を対象とした工事や災害復旧工事などを対象とし、工事系委託では、設計額が500万円未満の標準的なものを対象とする。
指名を受けるには、社会保険への加入が条件となり、条件付き一般競争入札においても、14年度から設計金額1億5000万円以上の工事を対象に社会保険の加入を条件とする。
また、総合評価方式においては、13年度にWTO対象工事で試行した「品質確保保証価格設定型総合評価方式」をWTO対象工事以外の標準型及び簡易型にも試行を拡大する。特別簡易型については、配点や項目の選択に自由度を持たせ、必要なニーズを的確に反映できる仕組みを取り入れる。