日本工業経済新聞社(群馬)
2014/02/13
【群馬】「改めて安全第一で」 高崎土建組合が講習会
現場での事故を未然に防ごうと高崎土木建築業協同組合(橋榮作理事長)は12日、同組合会議室で安全講習会を開いた。高崎市下水道局整備課の関根友次課長と松澤和政係長を講師に招き、市内で起きた事故の概要や原因、施工上の注意点などを説明した。
この安全講習会は、同組合が本年度に市内で実施した下水道工事の現場で、作業員が負傷する事故が数件発生したことを受けて企画。橋理事長はあいさつで「安全第一で仕事に取り組んでいるが、毎日のこととなるとマンネリ化することがある。本日の講習で改めて安全を心に刻み、事故の無いようにしてもらいたい」と呼びかけた。
講習では現場を描いた図を使い、作業員や交通整理員の配置、重機を使う時の注意点などを確認。受講者は命にかかわる話に熱心に耳を傾けていた。