建通新聞社(神奈川)
2014/02/07
【神奈川】関東地整補正予算 「神奈川県内配分額は228億円余」 〜鶴見川堤防耐震化などに事業費計上〜
国土交通省関東地方整備局が7日に公表した局関係補正予算のうち、神奈川県内への配分は直轄・補助を合わせて228億2300万円となった。直轄事業では、防災・安全対策として、鶴見川の堤防耐震・液状化対策地盤改良、同じく直轄の競争力強化策として、横浜港南本牧地区の岸壁整備などを予定。補助事業では、川崎浮島2期地区の廃棄物最終処分場の整備費などに予算を配分した。
関東地方整備局への配分額は2328億円。このほか、復興庁計上予算が54億円ある。地域に実情や地方公共団体の要望を勘案し、事前防災・減災宅など、高い緊急性と効果が認められる事業の経費を計上した。
局全体の事業費の区分は、直轄が838億円(競争力強化策=312億円、復興、防災・安全対策の加速=252億円、国庫債務負担行為・ゼロ国債=275億円)、補助・交付金が1490億円(競争力強化策=643億円、復興、防災・安全対策の加速=838億円、国庫債務負担行為・ゼロ国債=9億円)となっている。
神奈川県内への配分額は、道路が12億円、港湾が4億9300万円、社会資本総合交付金が95億2000万円、防災・安全交付金が116億1000万円。