習志野市は、公共施設再生計画案を取りまとめた。計画期間は2014年度から38年度までの25年間。老朽化が進む公共施設について、コスト縮減や事業費の平準化等に配慮して大規模改修や改築等の時期を示すとともに、再編や再配置を含む整備方針を明らかにした。すべての公共施設を再生する場合の事業費965億円(年平均38億円)に対し、総量圧縮や長寿命化により277億円少ない688億円(年平均28億円)に事業費を抑えることを目標とする。同案に対する意見は、資産管理課で2月28日まで受け付ける。
対象となる公共施設は、いわゆる「ハコモノ」と呼ばれる123施設、総延べ床面積32万4372u。現状は、築30年以上の建物が25万989u(77%)、また、1981年以前の旧耐震基準の建物が23万5025u(72%)を占める。