静岡県は、(仮称)富士山世界遺産センター建築工事設計の公募型プロポーザルで、静岡県内の14件を含めて全国から238件の参加表明書が提出されたことを明らかにした。世界文化遺産登録された富士山の文化と情報発信の拠点施設として、注目の度合いをうかがわせる応募数となった。
応募者は、東京都内が最も多く130件、次いで神奈川県内の32件、近畿(京都府、大阪府、兵庫県)の24件で、静岡県内は14件だった。審査提出図書の期限は2月19日。2月下旬に第1次審査(書面審査)、3月8日に第2次審査を予定し、3月12日に特定結果を通知する。担当課では、238件の応募者がそのまま提出図書を出した場合でも、「審査委員会(委員長・高階秀爾大原美術館館長)の審査に影響なく、問題はない」としている。
(2014/2/3)
建通新聞社 静岡支社