建通新聞社四国
2014/01/31
【香川】県中央病院跡地を一般競争入札で売却
高松市朝日町に移転開院する県立中央病院跡地について、香川県は一般競争入札を原則に売却し、新病院建設費に売却益を充てる考えだ。浜田県知事が定例記者会見で明らかにした。
現在の県立中央病院(高松市番町5丁目)の敷地は約1万6000平方b。病棟、保健衛生センター棟、旧看護専門学校棟など計8棟。新中央病院の基本計画によると、現在地の土地売却益は約30億円、現施設解体費で約12億円を見込んでいる。
県病院局では2014年度にかけて現在地の土壌調査を実施し範囲の確定や地中の安全性を確認。併せて解体設計を進めつつ、同年度末から現病院施設の解体工事に着工する予定。解体工事に1年かかることから、土地売却の入札は16年度になる見通し。