成田市公設地方卸売市場運営審議会(岩澤貞男会長)は、小泉市長からの諮問を受けて検討していた「成田市場の今後のあり方について」を先月26日に市長に答申した。答申では、整備手法として青果棟と水産棟を管理棟・青果棟の位置に集約し整備する現地再整備を適当とし、管理運営手法では、指定管理者の導入や公設公営を検討するよう求めた。
市では答申を受けて、今後、卸売市場整備基本方針や基本計画をまとめていく。当初は年度内に基本方針をまとめる予定だったが、もう少し検討する時間が必要とし、答申内容や昨年度で実施した調査内容を再度見直したうえで、来年度でまとめていく方針。