トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(群馬)
2014/01/17

【群馬】群測協が賀詞交歓会を開く

 群馬県測量設計業協会(冨永伸樹会長)は16日、前橋市内のアニバサリーコート・ラシーネで後期経営者研修会と賀詞交歓会を開催した。賀詞交歓会には来賓として国会議員や県議会議員、県幹部、関連団体代表など多数が駆けつけ、新年の始まりを盛大に祝った。
 主催者あいさつで、冨永会長は「国土強靱化に向け、台風や地震などの被災を低減する社会基盤を整備することは、国内外にアピール度が高い。大澤知事も7つの交通軸構想へ力を注がれ、協会員各社もやや売り上げが伸びてきたのではないか」と語り、新年度の事業量増加にも期待を寄せた。
 来賓あいさつでは、吉川浩民副知事が「県内観光地の景気は好況が続いている。景気回復の動きを県内の隅々まで広げていく年にしたい」と強調。続けて、小渕優子衆議院議員は「来週から国会もスタートする。予算確保などしっかりと仕事をして、好景気の循環を生み出していきたい」と誓った。また、笹川博義衆議院議員も「昨年は良い方向性が見えた年だった。われわれも県議会とも連携を図って、皆さまの意見を反映させていきたい」と述べた。井野俊郎衆議院議員は「国会では、やはり現場の声の重要性を感じた。昨年は冨永会長とも意見交換をさせていただいており、ことしも引き続きお願いしたい」と呼びかけた。中沢丈一県議会議員は「新年度予算の見通しも示され、知事査定も始まる。県議会も本格的な景気回復につながるように進めていきたい」と語った。橋爪洋介県議会議員は「明けない夜はないと実感した1年だった。この10年くらいは人材育成もままならなかったと思うが、これからは前を向いて行政も議会も皆さまと手を取り合って進めれば」と期待。最後に、福田和明県県土整備部長は「昨年は事業執行においてご協力いただいた。新年度予算や補正予算などもある。厳しい経営環境であるが皆さんの力が試されていると思って、よろしくお願いしたい」と要望した。ほかにも福田達夫衆議院議員に加え、県から小林昌嗣用地対策室長、倉嶋敬明建設企画課長、飯塚武久農村整備課長、荒巻清一前橋土木事務所長、今井洋一団地課長、群馬県建設技術センターの堺浩志理事長、関連団体から日本補償コンサルタント協会群馬県部会の平山智則会長、群馬県建設コンサルタント協会の伊藤敦会長、群馬県行政書士会の中山晃副会長、群馬県司法書士会の原田扶美子副会長、群馬土地家屋調査士会の柳澤尚幸副会長、関東信越税理士会群馬県支部連合会の有賀義昭副会長、群馬県建築士事務所協会の小林勇副会長、群馬県社会保険労務士会の関口知彦副会長が臨席した。
 あいさつ後に桐淵修名誉会長が乾杯を発声。参加者は明るい話に花を咲かせながら、実り多き1年を祈った。
 賀詞交歓会に先立って行われた後期経営者研修会では冨永会長、嶋田大和副会長、田村義一副会長から本年度下期の活動報告があった。報告内容には道路ストック総点検業務後も群馬県建設技術センターとの意見交換の実施を確認したこと、国土交通省高崎河川国道事務所との意見交換会で地元業者への発注案件の拡大を求めたこと、県と群馬県建設業協会と実施した3者技術協議会の協議内容について―などがあった。
 また、福田部長を講師に招いた講演では、県土整備部の取り組みについて話があった。
 本年度の測量・設計委託および用地調査等の発注状況、用地取得における補償説明業務の試行状況、今後の課題などが説明され、質疑応答でも活発な意見交換が行われた。