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日本工業経済新聞社(茨城)
2014/01/16

【茨城】354号整備促進協の県西3市町が圏央道整備で知事へ要望

 県内の9市1町の首長と議長で構成される国道354号整備促進協議会(会長・中川清土浦市長)のうち、古河市、坂東市、境町の首長らは14日、橋本昌知事のもとを訪れ、岩井バイパスと境・岩井バイパスの整備促進、(仮)古河・境バイパスの早期事業化の推進を要望した。
 国道354号では、開通目標が示された圏央道の五霞ICや境古河IC、坂東ICと、地方都市間を結ぶ第二4号国道とのネットワーク化が期待されていることから、沿線市町村の首長らが県へ整備促進を要望したもの。
 境・岩井バイパス(境町猿山〜坂東市生子)は延長6・3q、幅員25mで、そのうち西側2qが優先区間。さらに、そのうち古河ICとの取付部となる県道結城野田線から町道1−7号線まで940mを重点区間に整備が進む。
 一方、岩井バイパス(坂東市上出島〜馬立)は延長3・6q、幅員25mで、うち西側の1・3q(市道上出島・上岩井線)を市が整備。東側が県事業2・3q。
 要望では、まず岩井バイパスと境・岩井バイパスの未整備区間について、従来以上のスピードで整備するとともに、供用開始までの工程を早期に示すよう求めた。
 これに対し、橋本知事は、境・岩井バイパスについて境古河ICの供用に間に合うよう整備を進める意向を示したほか、岩井バイパスについては用地取得が進んでおりこれから整備する考えを示した。
 そして境古河ICの先線(西側)に位置する(仮)古河・境バイパスの早期事業化の推進について、未事業化区間の整備を推進するため事業スキームに沿った早期事業化を強く要望。
 ただ、これに対して知事は、先行する境・岩井バイパスと岩井バイパスの進捗を見ながら事業化したい考えを述べた。