我孫子市布佐東部地区復興対策室は11日の住民説明会で、市街地液状化対策や土地境界復旧に伴う地籍整備型土地区画整理事業の実施について説明した。市街地液状化対策については、市街地液状化対策事業計画策定業務を委託している千代田コンサルタントと近く随意契約を結び、2月から実証実験に着手する。実験予定地は、被害家屋を除却した民地。6か月ほどかけて地下水位低下工法の実証実験を行う。また、地籍整備型土地区画整理事業は、「所有権界」と「筆界」を一致させるために約10haを対象に実施するもので、6月に事業計画を決定し、年内の仮換地指定及び換地処分、来年6月の事業完了を目指す。