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建通新聞社四国
2014/01/14

【香川】さぬき市庁舎の基本構想は4案を検討

 さぬき市は、市庁舎の統合や移転などを視野に入れた庁舎に関する基本構想として4案の検討を進めている。
 同市は合併による発足から志度本庁舎と4支所からなる分庁舎方式を採用している。しかし、志度本庁舎が沿岸部にあるため、災害時に津波・液状化などが発生した場合の対応が難しいことや、老朽化している各支所の耐震性に不安があることなどから、新たに全てを統合した新庁舎を建設する第1案、4支所を統合する第2庁舎を建設する第2案、第2庁舎を建設した上で、いくつかの支所を存続させる第3案、第2庁舎は窓口業務に特化させて支所を存続させる第4案の検討を進めている。
 検討に当たっては防災面のほか、行政機能の分散化を回避、維持管理費用の圧縮、住民の利便性などが条件となる。
 新統合庁舎または第2庁舎の候補地としては、現在のところ寒川支所付近、造田野間田、造田是弘下所の市有地3カ所が挙げられている。
 これらの検討の結果は、基本構想として「庁舎のありかた検討委員会」が2014年度上半期中に取りまとめる。