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日本工業経済新聞社(群馬)
2014/01/09

【群馬】群造協と群造組が賀詞交歓会を開催

 群馬県造園建設業協会(荻原武一会長)と群馬県造園建設業協同組合(澤口浩美理事長)は8日、前橋市の群馬ロイヤルホテルで2014年賀詞交歓会を盛大に催した。両団体の会員、組合員のほか、県議会からは久保田順一郎議長、橋爪洋介議員、県からは茂原璋男副知事、関勤企業管理者、石井久雄環境森林部長、茂木一義農政部長、福田和明県土整備部長ら約70人が集まり、新年の門出を祝した。
 開会に先立ち、荻原会長は大勢の参会に感謝の意を表し「昨年はアベノミクスによる経済活性化を期待したが、われわれの業界にはその効果が感じられず、厳しい1年だった。振り返ると、協会として組織の変更を行うことができ、また10月には『関東甲信造園建設連絡協議会』を開催し、環境森林税、造園技能の継承、新技術、次世代の育成といったことを協議した。業界が社会貢献を力強く進める自信にもなった。県道路管理課とは街路樹管理についてのワーキンググループを立ち上げいろいろと進んだ。道路管理を通して県外からのお客様に気持ちよく足を運んでいただけるよう、おもてなしの第一歩を担っていきたい」とあいさつした。澤口理事長は「新政権により公共投資が増大し、八ッ場ダムの本体工事も着工される。国の大型補正による対前年度比1・5倍の公共事業を執行するなど、業界にとって明るい兆しが見えた。私どもにとっても工事量が増加すると思われるが、資材価格の高騰などがあり、まだまだ採算ベースでは喜べる状況ではない。真の景気回復を望むべく組合運営でも大きくかじをとらねばならない」と語った。
 来賓からは茂原副知事が「まだまだ回復の実感を得られない業界もある。ことしは回復をすみずみまで行き渡らせねばならない。4月19日から5月18日までの間『花と緑のぐんまづくり』が沼田で実施される。本県が花と緑にあふれ、美しいふるさととなるよう、県民と力を合わせてがんばっていく」と大澤正明知事の言葉を代読した。久保田議長は「群馬をはばたかせる思いでことし1年を過ごしたい。良き年となるようがんばっていく」、橋爪議員も「ことし1年の皆さま方のご活躍を期待申し上げる」とそれぞれ祝辞を述べた。
 関管理者の発声により参加者は声高らかに乾杯し、ことし1年の飛躍を誓うとともに相互の親睦を深めた。