建通新聞社(神奈川)
2013/12/20
【神奈川】綾瀬スマートICにゴーサイン 神奈川県・NEXCO中日本・綾瀬市−3者が協定 本年度から設計、用地測量など開始
神奈川県・NEXCO中日本・綾瀬市の3者は、(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ(IC)について、調査設計、用地調査などの協定を結んだ。本年度からNEXCO中日本は測量、地質調査、設計などを開始。綾瀬市は用地測量などを開始する。
同ICは、東名高速道路の横浜町田ICと厚木ICのほぼ中間(綾瀬市小園ほか)に計画。県道42号(藤沢座間厚木)に連結する予定。本線直結型のIC。将来的には1日約9800台の利用を見込む。名古屋方面からのオフランプ、名古屋方面へのオフランプ、東京方面からのオフランプ、東京方面へのオンランプで構成する。東京方面と名古屋方面の全方向に出入りが可能。対象車種は、ETC車載器搭載の全車種、全長16・5b以下の車両。
全体事業費は約103億2000万円。分担は、日本高速道路保有・債務返済機構が約66億1000万円。NEXCO中日本が約3億円。県・市が約34億1000万円。
6月11日に国土交通大臣から連結の許可を受け、事業化された。
協定により、路線測量、地質調査、道路設計など、工事に関する調査設計はNEXCO中日本が実施。用地測量、建物調査など用地買収に関する業務は綾瀬市が担当する。これらの調査設計、用地買収などの作業を継続し、条件が整えば2017年度の供用に向けて着工する。
※スマートIC=高速道路の本線やサービス
エリア、パーキングエリア、バスストップから乗り降りができるように設置されるインターチェンジ。通行可能な車両(料金の支払い方法)を、ETCを搭載した車両に限定している。