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建通新聞社(岡山)
2013/12/18

【岡山】設計・施工・監理のJVでプロポ 池田小・総社東中の耐震 総社市

 総社市教育委員会は13日、池田小学校(見延)と総社東中学校(井手)の2校一括の耐震改修事業をプロポーザル方式で選定するため公募を開始した。
 民間企業のノウハウを最大限生かす試みとして、設計・施工・工事監理で構成する共同企業体として事業者を決める。
 現地見学の参加希望者は25日までに、参加表明は19日から2014年1月15日までの期限でそれぞれ受け付ける。
 14年1月下旬に第一次審査、1月21日をめどに参加者に結果を通知。事業提案書など第二次審査提出書類の受け付け期間は1月22日から2月20日までを想定している。第一次審査後、参加者との意思疎通を図るため個別対話や個別現地見学なども行う計画。2月下旬のヒアリング審査などを経て、最優秀提案者を決める。2月議会で議決となれば該当事業者と契約締結するという。
 池田小学校は、増築部分のつなぎ目が耐震基準を満たしていないことや基礎形状の不備などから耐震補強を実施する。
対象は3−1棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ806平方b)と3−2棟(同造2階建て延べ81平方b)の2棟で、やむを得ない場合は一部改築する方針。7棟(同造3階建て延べ882平方b)は耐震補強とする。
 総社東中学校は、ピロティ上の2階にある職員室部分の耐震強度が不足していることから、補強と併せスペースの確保を図る。対象は27−1棟(同造4階建て延べ3565平方b)。現状規模で執務空間、動線、設備などの機能を十分に確保できない場合は、同等の機能を一部増築する。