トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2013/12/17

【神奈川】神奈川県 相模原と藤沢のまちづくりを環境共生都市づくりに認定

 神奈川県は、「SMA×ECO CITY相模原光が丘エコタウン整備事業」と「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン事業」を環境共生都市づくり事業に認定した。まち全体で環境共生に取り組む事業(複合的まちづくり事業)では、初の認証となる。12月26日に本庁舎で認証式を行う。
 この認証制度は、「県央・湘南都市圏環境共生モデル都市づくり推進要綱」に基づき、環境共生指標(緑地率、エネルギー削減率、CO2削減率)をクリアした施設について、環境共生の取り組みを確認し、「環境共生都市づくり事業」として認証。環境共生協定を結ぶ。認証した事業については、県から認証書と認証マークを交付し、事業者は、この認証マークを活用して、環境と共生する取り組みをPRすることができる。
 「SMA×ECO CITY相模原光が丘エコタウン整備事業」は、大和ハウス工業が事業者。場所は相模原市中央区光が丘2ノ5209ノ3の一部。約3・5fの敷地で、県立相模原工業技術高校跡地。県が「ソーラーパネル輝く光が丘エコタウン創造事業」の公募型プロポーザルを公募し、事業者を決定した。
 127戸の一戸建て住宅と商業施設を開発。家庭用リチウムイオン蓄電池、HEMS、EVコンセントなど各種の環境共生技術を導入する。現在、第1期を分譲中。
 「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン事業」は、パナソニック、パナホーム、三井不動産レジデンシャルが事業者。場所は藤沢市辻堂6丁目の一部。敷地は約19・3fで、旧松下電器産業関連工場の跡地。1000世帯の住宅、複合商業施設、健康・福祉・教育施設などを開発する。緑の軸、風の道の創出、太陽光発電・リチウムイオン蓄電池などを設置した住宅、持続的なタウン・マネジメントなどで環境との共生を図る。14年春の街びらきを予定している。