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建通新聞社四国
2013/12/17

【愛媛】松山市が13棟の校舎等耐震化を1月発注

 松山市は、小・中学校施設の耐震化対策など13棟(表参照)を2014年1月に発注する。工事は補強主体、電気設備、給排水設備の3分離で発注するが、13棟のうち石井小の2棟の補強主体は一括発注する。また北条小と堀江小、内宮中では空調設備も同時期に発注する。
 対象学校は、小学校が垣生小など7校9棟、中学校が津田中など4校4棟。工事は13・14年度の2カ年継続で、工期は9カ月間。
 事業費は、9月補正と14年度の債務負担行為として予算計上。
 小学校の事業費は9月補正で4億2175万円、14年度の債務負担行為として6億3000万円(限度額)を合わせて10億5000万円余り。中学校の整備事業費は9月補正で2億4180万円、14年度の債務負担として3億6200万円(限度額)を合わせて6億円余りの予算を措置している。
 耐震補強内容などは次の通り。
 ▽垣生小本館−鉄骨ブレース21カ所、構造スリット5カ所。設計は日企設計(松山市)が担当
 ▽石井小第4教棟−鉄骨ブレース10カ所。設計は日企設計が担当
 ▽石井小学校第29棟−耐震評定中で未定。設計は日企設計が担当
 ▽怒和小特別教棟−鉄骨ブレース3カ所、構造スリット1カ所。設計は日創設計(松山市)が担当
 ▽北条小北校舎(西)(北条辻)−鉄骨ブレース2カ所、耐震壁1カ所。設計はエスディー企画設計(松山市)が担当
 ▽北条小南校舎−鉄骨ブレース6カ所、構造スリット7カ所。設計はエスディー企画設計が担当
 ▽粟井小北校舎(西)−鉄骨ブレース3カ所、エキスパンションジョイント改修。設計はエスディー企画設計が担当
 ▽堀江小校舎−鉄骨ブレース11カ所。設計は愛媛建築研究所(松山市)が担当
 ▽潮見小西校舎−鉄骨ブレース5カ所、屋外階段補強、エキスパンションジョイント。設計は愛媛建築研究所が担当
 ▽津田中南校舎−鉄骨ブレース16カ所、エキスパンションジョイント改修。設計は日創設計が担当
 ▽南中北校舎(西)−鉄骨ブレース7カ所、構造スリット4カ所、エキスパンションジョイント改修。設計は日企設計が担当
 ▽鴨川中北校舎(中)−鉄骨ブレース8カ所。設計は愛媛建築研究所が担当
 ▽内宮中南校舎−鉄骨ブレース13カ所、構造スリット10カ所。設計は愛媛建築研究所が担当