日本工業経済新聞社(埼玉)
2013/12/13
【埼玉】三芳町が公共施設のあり方で町民意向調査
三芳町は、公共施設のあり方に関するアンケートの結果をまとめた。調査は無作為抽出により13歳以上の男女800人を対象に郵送方式で11月15日〜25日に行い、208人から回答を得た。公共施設更新について考えを把握し、公共施設マネジメント基本計画の資料とするもので、年度内に公共施設マネジメントワーキングチームが同計画を策定する予定。
公共施設への意識として、整備・管理運営についての意向を尋ねると、「施設数を減らす」「他の行政サービスを縮小して施設を維持」が上位を占めた。
また「施設にかかる費用を抑え、安全に維持するために必要だと思う手法」(複数回答可)に関しては、60・6%が「複合化」と回答、以下、「低利用施設の廃止」(48・6%)、「民間の運営ノウハウや資金力を活用した施設整備手法などによる人件費等削減」(46・7%)、「統合」(46・7%)などと続いた。
「施設に関わる歳入確保に必要と思われる方法」(複数回答可)では、58・7%が「民間事業者に施設を貸す」と回答、次いで「施設を利用している人の負担(使用料、利用料等)を増やす」(48・1%)となった。