建通新聞社四国
2013/12/11
【徳島】徳島市内にダイワロイヤルホテル進出
大和ハウスグループのダイワロイヤル(東京都千代田区飯田橋3ノ13ノ1)は、徳島市内にビジネスホテル「ダイワロイネットホテル徳島」(仮称)の進出を計画している。計画地としてJR徳島駅前の旧とくしまCITY跡地を見込んでおり、年内をめどに土地活用について地権者との基本合意を急ぐ考え。順調に進めば年明けからプランニングの作成などを本格化させる考えだ。
徳島市寺島本町東3ノ13にある旧とくしまCITYは、7月に閉店した商業施設で、建物規模は地下1階地上6階建て塔屋付き延べ1万1928平方b。所有者の濱口商店(徳島市)の発注で8月からヤマト重機(三好市)が解体工事を進めている。この跡地約2100平方bに、ビジネスホテルと飲食店や物販などのテナントを複合させた建物を整備する。ダイワロイヤルによると、あくまで地権者の合意が前提とした上で、建物の解体撤去が完了する2014年3月下旬から2〜3カ月程度内での着工を視野に入れており、順調に進めば15年夏の開業を目指すことにしている。
プランニングはこれからだが、平均的なダイワロイネットホテルの施設(客室200程度、1室当たり18平方b程度)を見込んでいるほか、飲食店と物販のテナントスペースも確保する考えで、床面積8000平方b程度の建物が見込まれる。
ダイワロイネットホテル徳島の進出が決まれば、四国エリアでは、12年に開業した高松市内の同高松に次いで2番目の施設となる予定。