お知らせ
地方ニュース
日本工業経済新聞社（茨城）
2013/12/04
【茨城】常陸太田市 郷土資料館整備事業 年明け工事発注
常陸太田市は、当初年内に予定していた郷土資料館「梅津会館」（西二町地内）の耐震改修と増築について、交付金の交付決定に遅れが生じたことから、一般競争の入札公告を年明けに遅らせる。これに関連して、管理費などを含む事業費９７４９万４０００円を次年度に繰り越す予定だ。
梅津会館は、実業家である梅津福次郎氏の寄付により１９３６年に建てられた。78年まで市役所として利用された後、80年に郷土資料館として開館。１階が特別展示室を兼ねた美術展示室、２階が歴史展示室と民俗展示室。本館の規模はＲＣ造２階一部４階建て延べ５２０㎡。
国の登録有形文化財にも指定されていることから、文化庁などの協力を得ながら内部を補強を含めて改修するとともに、後ろの部分（新館と倉庫）を解体し、展示室とトイレを増築する。
これまでに新館と倉庫の解体を㈱アコオ（水戸市谷津町）で実施したほか、㈱文化財工学研究所（東京都新宿区）による実施設計を完了させた。
工事は、梅津会館の中を郷土資料館として昔の状態に戻すため余計なものを取り除きながら耐震改修するほか、裏手部分はＳ造２階建て延べ約２００㎡の施設を展示室やトイレとして利用する。また梅津会館と増築施設は渡り廊下でつなぐ。
年明けに工事発注した後、８～９カ月の工期を経て来秋に完成を目指す。
工事費８９３４万１０００円を含む事業費を次年度に繰り越す予定で、12月補正予算案に繰越明許を設定している。
梅津会館は、実業家である梅津福次郎氏の寄付により１９３６年に建てられた。78年まで市役所として利用された後、80年に郷土資料館として開館。１階が特別展示室を兼ねた美術展示室、２階が歴史展示室と民俗展示室。本館の規模はＲＣ造２階一部４階建て延べ５２０㎡。
国の登録有形文化財にも指定されていることから、文化庁などの協力を得ながら内部を補強を含めて改修するとともに、後ろの部分（新館と倉庫）を解体し、展示室とトイレを増築する。
これまでに新館と倉庫の解体を㈱アコオ（水戸市谷津町）で実施したほか、㈱文化財工学研究所（東京都新宿区）による実施設計を完了させた。
工事は、梅津会館の中を郷土資料館として昔の状態に戻すため余計なものを取り除きながら耐震改修するほか、裏手部分はＳ造２階建て延べ約２００㎡の施設を展示室やトイレとして利用する。また梅津会館と増築施設は渡り廊下でつなぐ。
年明けに工事発注した後、８～９カ月の工期を経て来秋に完成を目指す。
工事費８９３４万１０００円を含む事業費を次年度に繰り越す予定で、12月補正予算案に繰越明許を設定している。
