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　神奈川県は、企業誘致施策の「インベスト神奈川２ｎｄステップ＋（プラス）」で、新たに４社の事業計画を認定した。不動産取得税の軽減、低利融資、奨励金などによる立地支援を行う。榎本機工は、現在の本社・工場を近接の土地に移転新築する計画。約10億円の投資を予定する。４社のうち榎本機工を含む３社は、「さがみロボット産業特区」内に立地するロボット関連産業として初の認定。県は、「ロボット産業誘致に弾みがつく」と期待する。
　投資規模は、４社合計で約32億円にのぼる。４社のうち３社には、特区エリア内に立地する特定業種として、操業開始後に「産業集積促進奨励金」を交付する予定。
　４社の事業内容は次の通り。
　▽榎本機工（相模原市緑区町屋１ノ４ノ37）＝本社・工場（鍛造用プレスの製造・販売）の集約移転により、生産能力と業務効率の向上を図る。投資額は10億円。ロボット産業関連。産業集積促進奨励金を受ける。
　新工場の建設地は相模原市緑区町屋１ノ３１４７ノ１。予定工期は２０１４年３月１日〜10月31日。新築規模は、鉄骨造２階建て延べ２５９１平方�b
　▽相互発條（東京都品川区二葉２ノ７ノ13）＝本社・工場（各種金属ばねの製造・販売）の移転による生産能力と業務効率の向上を図る。投資額は３億３３００万円。航空宇宙関連産業。
　新工場の建設地は川崎市麻生区栗木２ノ７ノ13。予定工期は13年10月16日〜14年４月15日。新築規模は、事務棟が鉄骨造で延べ６６３平方�b、工場棟が鉄骨造で延べ１００７平方�b。その他、ポンプ室など
　▽東邦電子（相模原市中央区田名塩田１ノ13ノ21）＝交通利便性のある場所に本社（温度センサー、制御機器などの設計・開発）を移転し、営業力の強化を図る。投資額は６億５０００万円。ロボット産業関連。産業集積促進奨励金を受ける。
　既存の建築物を改修し、新本社とする。予定工期は13年10月25日〜14年３月10日。既存の建物は鉄筋コンクリート造地下１階地上４階建て延べ１万１４３１平方�b
　▽トノックス（平塚市長瀞７）＝現本社・工場の隣地に新工場（特装・特架車の開発・製造など）を設置し、事業拡大に対応する。投資額は12億５０００万円。ロボット産業関連。産業集積促進奨励金を受ける。
　既存の工場を改修し、新工場とする。予定工期は13年12月上旬〜14年８月末。既存工場の規模は、組立工場が鉄骨造２階建て延べ１万０４４３平方�b、厚生棟が鉄骨造２階建て延べ６０６平方�b