建通新聞社
2013/11/28
【大阪】プロロジスが茨木に同社最大規模物流施設
物流不動産開発のプロロジス(東京都千代田区丸の内2ノ7ノ3)は、茨木市でマルチテナント型施設のプロロジスパーク茨木の開発に着手すると発表した。同社が開発する物流施設では国内最大規模になるといい、2015年の着工を目指す。
規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造6階建て延べ18万7280平方bで計画。開発予定地は茨木市北部大阪都市計画事業国際文化公園都市特定土地区画整理事業区域Dノ3ノ1。吹田インターチェンジ(IC)へ約6`、茨木ICへ約5`に立地し、さらに16年度末に開通予定の新名神高速道路の(仮称)茨木北ICからも近く、西日本広域をカバーする物流拠点として開発する。
設計は昭和設計(大阪市北区豊崎4ノ12ノ10)が担当。完成は16年を予定している。
特徴は▽上り・下り専用のランプウエー2基を設け、各階に最大40フィートコンテナトレーラーが直接乗り入れ、接車できる▽常時有人警備を実施し、24時間365日の操業が可能▽緊急地震速報システムを導入▽各種環境負荷軽減策を計画・検討▽最上階にカフェテリアや売店を設け従業員の働く環境に配慮する―など。