建通新聞社四国
2013/11/22
【愛媛】宇和島新ごみ処理施設の事業者を3月に決定
宇和島地区広域事務組合(組合長・石橋寛久宇和島市長)は、新ごみ処理施設建設のための設計・建設(一括)する企業の選定を進めており、2014年3月下旬に決定する。17年4月の操業を目指す。
選定作業は、総合評価一般競争入札で9月に募集・選定を始め、12月9日に参加事業者から総合評価の技術提案を受け、技術的な評価値を算出、14年3月中旬に応札額を開札し、事業者を決定する。予定価格は86億円。
同組合は宇和島市、松野町、鬼北町、愛南町の1市3町で構成。
新施設は可燃ごみなどを処理する熱回収施設と不燃・粗大ごみなどを処理するリサイクルセンターを建設。規模は熱回収施設がストーカ式連続燃焼式60d/日×2炉、計120d/日。リサイクルセンターが20d/5時間(日)。
業務は設計から建設まで一括で行い、設計・建設に必要な測量・地質などの調査も含まれる。15年4月ごろの現場着工を目指す。
建設地は宇和島市祝森(柿の木地区内)の2・9f。