日本工業経済新聞社(茨城)
2013/11/20
【茨城】県高萩工事 高戸大橋上部 落橋防止へ耐震設計
県高萩工事事務所は、高戸大橋(高萩市下手綱)の上部耐震設計をまとめるため22日に指名競争入札を開札する。予定価格税抜き950万円。納期は来年3月15日まで。
高戸大橋は、高萩インター線上の橋で国道6号やJR常磐線を跨いでいる。1988年に建てられた橋長324m、幅員11・8m(一部片側歩道含む)。上部工形式は高い場所が単純PCポステンションT桁で、低い所が連続PC中空床版桁。
建てられた年数や橋長、JR線や国道を跨いでいることなどを勘案し、落橋防止や支承部材、伸縮装置を見直す。今回の設計では、既設で耐えられるか健全度や応力度などを見る。その後、詳細設計、工事発注を見込む。
ただ今回の業務の中で、調べた内容によって詳細設計まで行う可能性もある。工事は次年度以降となる。