県は15日、12月補正予算案の概要を発表した。補正予算の総額は48億2000万円。補正後の県予算総額は1兆6012億7100万円となる。補正予算は、台風26号により被災した公共土木施設や農業用施設の復旧費が43億6000万円と大半を占める。また、指定管理者の指定で県営26施設の指定管理に債務負担行為を設定したほか、来年4月からの消費税率の引き上げに伴い36施設の委託料を変更した。一方、年度内に事業が終了しない一般会計の53事業などについて、工期を確保するため繰越明許費を設定した。県議会は今月27日に開会の予定。