静岡県は13日、「静岡県中央新幹線整備効果調査業務委託」の公募型簡易プロポーザル手続きを開始した。
同業務は、中央新幹線の整備に伴い東海道新幹線の輸送形態も大きく変わることが想定されることから、富士山静岡空港の直下を通る東海道新幹線への新駅設置の検討を目的として行う。
新駅設置のための必要条件の整理と対応方針をまとめるとともに、需要予測の概略検討、県が考える位置について技術基準などを踏まえた可能性(構造、施工方法、概算費用など)の検討を行い課題を整理することなどが業務内容となっている。
要件は、国内に本社・営業所を有し、同種業務として鉄道計画業務(鉄道計画における「停車場の規模・位置・通過地点の検討」業務)の実績などの条件が求められる。11月27日まで交通基盤部管理局政策監付企画班で参加表明書と技術提案書を受け付けている。12月9日にヒアリングを予定。契約限度額は500万円(税込み)。納期は2014年3月17日。
(2013/11/15)
建通新聞社 静岡支社