建通新聞社
2013/11/14
【大阪】PMO事業3者から事前提案 大阪市
大阪市経済戦略局は、2015年度から予定している大阪城公園パークマネジメント事業(PMO事業)の導入に向けて、事前事業提案を募集した結果、3者から複数の魅力向上事業について提案があったことを明らかにした。事業者名、提案内容は非公表。今後、14年3月末までに同提案に基づく関係省庁協議を済ませ、同年5〜12月にパークマネジメント事業者を募集・選定。15年4月のパークマネジメント事業開始を目指す。
同事業は、大阪城公園全体の管理運営を民間主体のPMO事業者に任せることで、質の高いサービスの提供や新たな魅力の創出を図ろうというもの。世界的な歴史観光の拠点化を目指す。
PMO事業者は指定管理者として、市が募集・選定する予定。事業者は売店やレストラン、公園施設を新たに設置し、その収益で公園全体の維持管理やさらなる魅力の向上事業に還元していく。
主な対象施設・エリアは、▽既存近代化遺産の活用(旧第四師団司令部庁舎、旧大阪砲兵工廠化学分析場跡)▽新たな公園施設の設置および管理運営(森ノ宮駅前エリア、大阪城公園駅前エリア)▽既存売店・レストハウスの再編−など。
事前提案では、これらの施設・エリアについて、設置可能な施設や実施可能な事業の具体案を求めた。