民間活力を活用した太陽光発電の普及促進を図るため静岡県は、静岡空港事業用地<周囲部>と県立高校3校の屋根を対象に、太陽光発電事業を実施する事業者を公募している。県有施設などで事業者の企画提案を募るのは初めて。15日まで要項配布するとともに、参加表明書を受け付ける。また、現地説明会を11日に下田高校、12日に駿河総合高校、13日に掛川東高校、14日に静岡空港ターミナルビルで行う。
対象施設は、静岡空港事業用地(周囲部、現況は空港利用者仮設駐車場)の約1万9630平方b(島田市湯日464ノ163他)。県立高校の屋根として、下田高校(下田市蓮台寺152)の約1430平方b、駿河総合高校(静岡市駿河区有東3ノ4ノ17)の約1060平方b、掛川東高校(掛川市南西郷1357)の約1350平方b。各施設ごとに事業者を募集。
公募要項の配布は、静岡県エネルギー政策課または県のホームページで公開している。
企画提案の主な内容は、事業計画、事業実施体制、施工・維持管理計画、災害発生時(停電時)の非常用電源に関する提案、環境教育、再生可能エネルギーの促進等に関する提案となっている。企画提案書は11月26日〜12月2日に受け付けし、12月中に事業者選定委員会による審査、優先交渉権者の決定を行う予定。
問い合わせ先は、県エネルギー政策課 電話054(221)2949。
(2013/11/8)
建通新聞社 静岡支社