日本工業経済新聞社(群馬)
2013/11/07
【群馬】第2回高崎河川国道事務所工事等安全対策協議会
2013年度第2回高崎河川国道事務所工事等安全対策協議会(会長・信太啓貴高崎河川国道事務所長)が6日、群馬県公社総合ビルで開催された。同協議会は工事の実施にあたって、安全管理の徹底や公衆災害、労働災害などの事故を防止するため、発注者と受注者(117工事等・77社)で構成し、当日は約240人が参加。工事の最盛期に向けて、工事事故防止に対する取り組み意識の向上が図られた。
冒頭、信太会長は「関東地整で力強く取り組んでいるのは業界のイメージアップ。希望(Kibou)を持てて、期待(Kitai)ができて、適切な給料(Kyuryo)となる『3K』が改善されるよう、皆さまと一緒になってピーアールしていく。出水期が終わり、現場も最盛期になる。無事故無災害で完工できるよう、より一層のご協力をお願いしたい」と呼びかけた。
当日は、同事務所の近藤誠一郎副所長が工事事故の現状と対策について説明したほか、群馬県警暴力団排除対策官の林利昌氏を講師に招き『不当要求の対応について』の講演も行われた。また、沼田土建の萩原篤氏、ショーボンド建設の保田淳氏、宮下工業の杵淵勉氏、上武緑化の三枝潤治氏、極東興和の豊田哲哉氏、巴コーポレーションの鈴木輝夫氏、日本高圧コンクリートの加藤征二氏がそれぞれ工事等安全対策事例を発表、情報共有が図られた。出席者は真剣な表情で聴講し、改めて無事故無災害に向けて気持ちを新たにした。