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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/11/01

【群馬】剛志大橋の上部工 今月公告 県伊勢崎土木

 県伊勢崎土木事務所は、東毛広域幹線道路境工区の4車線化に伴い、剛志大橋の4車線化工事として、今月中に上部工を条件付一般競争入札で公告する。上部工工事は2015年度までの債務負担行為を設定して進める。本年度は上部工の製作に取りかかり、2014年11月から現地での架設工事に着手、翌15年の出水期までに完成させるスケジュール。

 剛志大橋は、伊勢崎市境保泉地内と境上武士地内を通過する東毛広域幹線道路境工区に位置し、粕川に架設する。すでに2車線分の橋梁は供用開始済みで、残る2車線分の橋梁を既存橋梁の上流側に架設する。
 諸元は、鋼2径間連続非合成細幅箱桁橋L134・5m、有効幅員10・75m(車道3・25m×2、歩道3・5m)で、総重量646・8tとなる。今月中に条件付一般競争入札で公告し、2015年5月末の完成を目指す。今回の上部工発注内容は、桁の製作、運搬、架設、合成床版工まで。それ以外の床版工、地覆、橋面舗装、付属物工などは別途発注で、これらを含め15年度内の橋梁竣工を目指している。
 上部工は、随所にベントを設置して、200tクローラクレーンにより架設する。14年11月からベントの基礎工に取りかかり、ベント設備の設置が完了したのち、支承を据え付けて桁架設へ移る。
 東毛広域幹線道路境工区L2・85qは、同事務所と伊勢崎市が分担して2車線工事を進め、ことし3月に暫定2車線で開通。その後、道路の4車線化工事を同事務所が鋭意進めていほか、剛志大橋の4車線化へ向けて本年度は、A1橋台の建設を柏井建設(伊勢崎市)、A2橋台をサンケン(伊勢崎市)、P1橋脚を萩原土建(伊勢崎市)がそれぞれ担当している。