日刊建設工業新聞
2013/11/01
【鳥取】県土整備部/生コン実施設計単価引き上げ きょう1日起工分から/鳥取1000円、八頭500円
県土整備部は10月31日、県東部の生コンクリート実施設計単価を1立方b当たり1000円引き上げることを決めた。10月以降の取引状況を踏まえて判断した。きょう1日以降に起工決裁する建設工事から適用する。
県東部のプラントから出荷される生コンは10月から値上げされており、同部が東部地区生コンクリート協同組合から聞き取りした結果、民間工事を中心に値上げ後の価格での出荷状況を確認した。また、県発注工事についても新価格で契約していた工事もあり、単価改正に踏み切る。
生コン全規格の新単価は、鳥取地区(旧鳥取市、旧気高郡、旧岩美郡)で1立方b当たり1000円、八頭地区(旧八頭郡)は同500円引き上げる。
このため主要規格「24−8−40高炉」の1立方b当たり単価は、鳥取地区で1万2300円から1万3300円(上昇率8・1%)に、八頭地区が1万2800円から1万3300円(上昇率3・9%)になる。
▽生コン全規格(鳥取地区)=1立方b当たり1000円上昇(6・5%〜8・5%)。
▽生コン全規格(八頭地区)=1立方b当たり500円上昇(3・0%〜4・1%)。