消防学校・防災センターの整備に関する検討会(座長・中井正一千葉大学大学院工学研究科教授)の第3回目が29日、県議会棟会議室で開催され、両施設の機能と立地についての検討が行われた。消防学校は、実戦的訓練ができ、専門的かつ高度な知識・技術が習得できる施設とし、プライバシーなどにも配慮し、土地の必要面積は有効利用面積で約6ha程度とした。これまでの検討結果をもとに、事務局が案をまとめ、委員会に提示した。
消防学校の機能については、@消防職員に対して高度な教育訓練が十分に実施できる機能と施設を整備A現場活動に則したチームワークの醸成、プライバシー等にも配慮した施設を整備B消防団員に対して受講しやすく、実戦的な教育を行う――の4項目を重点機能として挙げた。