建通新聞社(神奈川)
2013/10/30
【神奈川】神奈川県横須賀三浦地域県政総合センター 城ケ島観光客誘致基盤整備でプロポ 案内表示などを改善
神奈川県横須賀三浦地域県政総合センターは29日、「城ケ島観光客誘致基盤整備事業業務」の公募型プロポーザルを公告した。新たな観光の核づくり構想を側面から支援するため、案内表示の改善や効果的な情報発信を提案する業務。参加意向表明書を11月5日まで受け付ける。企画提案書の提出は11月12日まで。審査後、20日に最優秀提案者を通知する予定だ。
城ケ島に現在設置されている各種案内表示の設置場所と表示内容について、利用者の視点から調査。調査結果については、改善への提言を含めて報告書にまとめる。また、観光客増加に向け、収集した情報を効果的に発信するための方法を検討。検討した方法の実施体制、課題などを整理する。
このほか、観光プロモーション用写真・映像の撮影、観光パンフレットの作成などを行う。納期は2014年3月20日まで。
企画提案は、城ケ島観光客誘致基盤整備事業実施に当たっての考え方、地域の雇用の創出性などの提案を求める。
城ケ島を含む「城ケ島・三崎地域」は、神奈川県の「新たな観光の核づくり認定事業」の第1号として認定されている。城ケ島・三崎漁港周辺を対象地域とし、観光と医食農同源を組み合わせた「国際保養都市」を目指す。
有識者からは、城ケ島地区について「全体像の案内が少なく、分かりにくい。案内表示を改善すべき」との意見があり、県としてこの対策を考える。