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建通新聞社
2013/10/30

【大阪】歌豊線阪急以東 14〜15年度に車道部工事

大阪市建設局は、都市計画道路・歌島豊里線整備事業のうち大半が未整備で残っている阪急京都線・千里線以東の約600b区間について、2014〜15年度の2カ年で車道部を本整備し、18年度中の全体供用を目指す方針。
 同線は、新大阪駅東側の新幹線高架下付近の交差点(大阪市東淀川区西淡路2丁目)から新庄長柄線との菅原1丁目交差点(同区菅原6丁目)までの延長1470bに計画。車道片側2車線、中央分離帯、両側歩道による幅員30b道路を新設する。
 これまでに新幹線の高架下から阪急京都線・千里線までの延長約870b区間の整備が完了し、暫定供用中。
 阪急京都線・千里線以東については、13年度中に歩道部(両側)と電線共同溝の整備を完了し、歩道寄りの車道1車線と併せて14年春から暫定供用を開始する。歩道と共同溝の工事は一括で発注済み。
 また、暫定供用と並行して、14〜15年度には車道部と中央分離帯の本工事を年度ごとに発注。その後、阪急京都線・千里線の連続立体交差化が完了するのを待って、17年度に高架下の舗装工事を別途発注し、18年度中の全体供用を目指す。
 歌島豊里線は、大阪北部を東西に連絡し、大阪の玄関口のJR新大阪駅にアクセスする幹線道路。1973年に事業を開始したが用地取得が難航し、長期化していた。現時点での進捗率は事業費ベースで94%(工事は59%)。残事業費は15億1000万円。用地取得は5件(735平方b)を残すのみとなっている。