建通新聞社(岡山)
2013/10/25
【岡山】CM方式を導入 アクアに委託 瀬戸内市民病院実施設計
瀬戸内市は、現病院西側の駐車場と隣接する水田部分に市民病院の建設を計画しており、発注者の代理者として実施設計の見直し支援と確認などを行うCM方式(コンストラクション・マネジメント)を導入する方針を決め、業務をアクア(東京都)に委託した。納期は2014年3月31日。
同業務は、施工者の選定支援、設計者に対するスケジュール管理などのマネジメントを行い、目標とするスケジュール・品質の範囲内で、可能な限りの設計概算工事費の低減と円滑な事業実施を図るもの。
現在、運営面やコスト面などの課題から建設の是非を検討しており、市長が12月議会に諮り、最終決定を行う見通しとなっている。
計画では、新病棟は1万6687平方b(既存敷地7835平方b、新規取得8852平方b)の用地に病院棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ8404平方b)、院内保育棟(木造平屋150平方b)、車庫棟(鉄筋コンクリート造平屋148平方b)を建設する。病床数は110床で、一般病床が40床、回復期リハビリテーション病棟30床、療養病棟が40床となる。
設計は山下設計・丸川建築設計事務所設計JVが担当している。