日本工業経済新聞社(群馬)
2013/10/24
【群馬】南新井前橋線2期、日輪寺工区 用地買収へ 県前橋土木
県前橋土木事務所が計画している一般県道南新井前橋線新設の2期工区L960mのルートが明らかとなった。県は前橋市都市計画道路3・4・117号池端町線などを追加する計画変更内容を縦覧に供し、その計画案図面を公表した。今後は同都計道の公聴会を11月12日に開き、その後の都市計画審議会で計画決定されたのち、来年度は用地買収を促進し、順調に進めば翌2015年度からの一部着工となりそうだ。
一般県道南新井前橋線は、前橋市、吉岡町、榛東村を経由して、主要地方道高崎渋川線バイパスと国道17号上武道路とを東西方向に接続する広域幹線道路の一部。関越自動車道駒寄スマートインターチェンジのアクセス道路にも位置付き、交通機能の強化や交通利便性の向上にも期待が集まる路線。一般県道南新井前橋線バイパスの今後の事業化に向けて、前橋市、吉岡町、榛東村の各都計道が変更となるもので、県前橋土木事務所ではこのうち、2期工区として前橋市都市計画道路3・4・117号池端町線と吉岡町都市計画道路3・4・11号陣場線を新設道として整備する。
2期工区は、関越自動車道から吉岡町陣場地内の主要地方道高崎渋川線までのL960・W15・5mが対象。計画断面は、車道3・25m×2、ゼブラゾーンW3m(交差点部はW3mの右折車線)、歩道W2・5m×2、路肩50p×2という構成。県前橋土木事務所は、本年度中に地元の承諾が得られるよう地元説明を行い、来年度から用地買収へ進む。同工区の道路詳細設計は、オウギ工設(前橋市)が担当している。