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日本工業経済新聞社(群馬)
2013/10/23

【群馬】太田市が第8次実施計画を公表

 太田市は、2014年度から16年度までの事業計画をまとめた新生太田総合計画第8次実施計画を公表した。計画の中では(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設整備事業、太田駅南口駅前広場整備事業、(仮称)新太田市民会館建設事業、市営住宅整備事業などを中心に事業費を計上。来年度の普通建設事業費には73億9338万4000円を試算している。

 同計画は新生太田総合計画をベースに毎年ローリングして策定しているもので、次年度から3カ年の財政計画をまとめ、予算編成の指針としている。
 同計画では、「教育文化の向上」など6分野に分けて事業費を試算。来年度以降の普通建設事業費として2014年度は73億9338万4000円、15年度は97億7889万5000円、16年度は53億2229万円としている。
 14年度の主要事業としては、(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設整備事業で用地取得と設計費に計3億円、15年度に工事費14億円を配分し、(仮称)新太田市民会館建設事業では、14年度に実施設計および本体工事費として12億4351万7000円、15年度に同工事費31億5635万3000円、16年度に外構工事費1億8985万5000円を計上。
 そのほかの14年度の主要事業としては、市営住宅整備事業で鳥之郷団地の建て替えに5億3000万円(15年度に3億7000万円、16年度に3億3000万円)、し尿処理施設等基幹整備事業に1850万円(15年度に2億9300万円、16年度に4億4100万円)、太田駅南口駅前広場整備事業に2億円(15年度に2億3000万円)、陸上競技場など4施設を対象とした耐震設計費に700万円(15年度に工事費1億円)、小中学校給食施設改築事業に1億5000万円、福祉会館移転事業の調査費に300万円、太田市外三町広域廃棄物処理施設建設事業負担金に5247万7000円(15年度に5502万7000円、16年度に2億3621万7000円)などを試算している。
 土木事業では(仮称)太田スマートインターチェンジ整備事業に1億1678万2000円、太田駅周辺土地区画整理事業に2億円(15年度と16年度ともに1億8000万円)、宝泉南部土地区画整理事業に1億9000万円(15年に度1億1500万円、16年度に1億円)、無電柱化推進事業に5000万円などを配分している。
 また、補助事業としては、(仮称)太田駅南口市街地再開発補助事業として14〜15年度で計6億8800万円を、保育園施設整備事業として私立保育園施設の増改築にかかわる補助事業費5億652万7000円を計上している。
 さらに15年度以降に着手する新規事業では、太田市斎場整備事業として16年度に新施設整備の設計業務費として6700万円を、太田市公認プール新築事業として新田プール内にある50mプールの増設と25mプールおよび児童用プールの新設を計画、15年度に設計費4000万円、16年度に工事費5億6000万円を計上しているほか、スポーツ施設整備事業では16年度に体育館とアーチェリー場の2施設の新設にかかわる調査費として、体育館で200万円、アーチェリー場で100万円を配分し、同年に芝生張り替えも予定していることから、サッカー・ラグビー場の事業費に9000万円、野球場の事業費に2億円を計上している。