日本工業経済新聞社(群馬)
2013/10/17
【群馬】群測協、前期経営者研修会開く
群馬県測量設計業協会(冨永伸樹会長)は16日、前橋市の測量設計会館で本年度前期経営者研修会を開催した。それに続き、日本補償コンサルタント協会関東支部群馬県部会と合同で独占禁止法の研修会も実施した。
冒頭、冨永会長は「県は県内業者の育成を考え、さまざまな取り組みを実施している。われわれはこれに応えるべく、各社には技術力のアップや資格者の充実に努力していただきたい」と呼びかけた。さらに「3者技術協議会や産学官連携会議など、われわれを取り巻く業務環境の向上にも力を入れていただいており、当協会としても県との協議を前進させ良いものとしていきたい」と協会運営の方針を述べた。
前期経営者研修会では冨永会長、嶋田大和副会長、田村義一副会長から全国測量設計業協会連合会および関東地区協議会などの現状報告が行われ、8月に行われた国土交通省関東地方整備局との意見交換会のようすなどが説明された。
独占禁止法研修会では、講師に公正取引協会の葛西文二客員研究員を招き、「独占禁止法とコンプライアンス」をテーマに行われた。葛西研究員は、入札談合やそれに対する公正取引委員会の対処措置などの事例を説明した。