日本工業経済新聞社(茨城)
2013/10/11
【茨城】TX沿線にアウディつくば 12月着工へボーリング
茨城トヨタ自動車梶i水戸市)の100%子会社、センチュリービークルズ梶i水戸市)は、牛久市猪子町の「アウディつくば」を、つくばエクスプレス研究学園駅周辺の葛城地区に移転する。設計者の小林一生建築研究所(水戸市赤塚)を経由して、このほどボーリング調査に着手した。12月着工を見込む。
場所は、県が所有していたA46街区@画地の敷地4629・98u。研究学園駅の周辺で、商業施設「イーアスつくば」の北側に位置する。ことし5月28日に2社競争の末、茨城トヨタが4億3470万円で落札した。
土地の取得を経て、センチュリービークルズでは設計作業に着手。茨城トヨタの店舗やアウディ水戸でも実績のある小林一生建築研究所へ設計を依頼している。
施設は店舗と自動車修理工場で、規模がS造一部2階建て延床面積1680u、建築面積1555uを想定。県庁近くに昨年オープンした「アウディ水戸」と同じイメージの店舗になりそう。
今月初めからボーリング調査に着手し、土地の状況を見極めている。今月には建築確認申請を行う予定で、およそ2カ月の期間がかかることから、12月着工の流れとなりそうだ。建設後、アウディの正規販売店として来年3月から営業予定。