船橋市は9日、公募していた母子生活支援施設の設置運営法人を社会福祉法人千葉ベタニヤホーム(中島康文理事長、市川市国府台2−9−13)に決定したことを明らかにした。老朽化した母子生活支援施設「夏見母子ホーム」を建て替えるため、行田2丁目の国家公務員船橋体育センター跡地の市有地を無償で貸し付け、施設を整備する。同跡地には、ほかに新設生活介護事業所、認可保育所、新設児童発達支援センターの各福祉施設を整備する計画で、すでに公募により事業者を決定している。これらの施設については、市が今年度進める造成工事の完了を待って、来年度以降に順次着工する。今回事業者が決定した母子生活支援施設は、施設設計及び関係各課との協議を経て2015年1月までに着工、16年4月開設を目指す。