日本工業経済新聞社(群馬)
2013/10/07
【群馬】みなかみ町、諏訪峡遊歩道工事は来年度へ
みなかみ町は、本年度に予定していた小日向地内の諏訪峡遊歩道での法面工工事を来年度へ先送りすることにした。一級河川利根川沿いにある同遊歩道での工事にあたって河川占用手続きが必要となったことによるもの。
早期の遊歩道供用開始を目指し本年度中の工事を急ぎ、当初予算に設計費400万円と工事費2000万円を計上した。危険箇所での落石防護ネット工などの設計に向けて準備を進めていたが河川占用の許認可が必要となり、L300m区間の法面工と管理用道路の整備に向けた設計委託の指名通知を行い、7日に開札した。工事着手は来年度となる。9月補正予算で遊歩道改修工事設計委託費と管理用道路設計委託費を合算し1303万円を措置していた。
諏訪峡遊歩道は、紅葉橋から諏訪峡大橋を通り銚子橋までの区間で利根川の左岸を歩くコースが昨年度までに整備済み。そのうち銚子橋以北L約700mでJR上越線と同遊歩道との間にある法面で落石の危険性があり、現在は通行止めとなっている。