建通新聞社
2013/10/03
【大阪】府大羽曳野キャンパスでESCO計画
大阪府立大学は、羽曳野キャンパス(教育研究施設)にESCO事業を導入する計画だ。今後、現地予備調査を実施。希望者に事前調査の機会を設けながら、事業導入に関しての提案をヒアリングし、2013年度中に事業スキームや公募条件を固める。採算性が見込めれば、14年度にも事業者を公募・選定し、15年度からのESCO事業開始を目指す。
対象施設は、同キャンパス内の管理・講堂棟(L棟)、図書厚生棟(N棟)、体育館(M棟)など全15棟。既存規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上3階一部4階建て総延べ3万7072平方b。完成年は療養学習支援センター(O棟)のみ1998年で、他の14棟は全て94年となっている。
現行の空調システムは、ガス吸引式温水機2台、氷蓄熱ユニット2台、ファンコイル、エアハンドリングユニット。
現地予備調査は10月8日を予定。対象者はESCO事業の実績がある企業。参加申し込みは10月4日まで受け付ける。
問い合わせは羽曳野キャンパス事務所総務グループ、電話072(950)2943まで。