建通新聞社(神奈川)
2013/10/01
【神奈川】神奈川県県土整備局 羽田空港連絡道路の整備促進調査 横浜エンジニアリングに
神奈川県県土整備局は、「羽田空港連絡道路整備促進調査」を横浜エンジニアリング(横浜市中区)に委託した。14年1月31日までの納期で作成する。
川崎市殿町地区の「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」と羽田空港地区を結び、多摩川を渡河する「(仮称)羽田空港連絡道路」構想について、2013年度の作業として、防災機能面などについての整備効果検証を行う。企業の立地誘発や設備投資、雇用喚起など経済的な効果のほか、緊急輸送道路としての役割などを明確にし、防災面での貢献度を明確にする。「京浜臨海部基盤施設検討会」での検討材料とし、早期の事業化を目指す。
京浜臨海部基盤施設検討会は、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、東京航空局、関東地方整備局で構成。ルートの検討などを行っている。現在、多摩川の上流、中流、下流の3ルート案が示されているが、1案に絞り込むまでは進捗していない。