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建通新聞社(神奈川)
2013/09/27

【神奈川】玉欄庁と湖心亭建て替え、公募プロポで設計者

 横浜市建築局は、本牧市民公園内の上海横浜友好園玉欄庁と湖心亭を建て替えるため、公募型プロポーザルによる設計者選定の手続きを開始した。参加資格は「建築設計」の登録がある者で、所在地の市内・市外を問わない。登録がない場合は、参加申込までに入札参加資格申請を完了する。申込締切は10月10日正午(郵送必着)。10月31日まで提案書の提出を受け付け、設計者を11月中〜下旬に特定する。
 委託名称は「上海横浜友好園玉欄庁及び湖心亭新築工事に伴う設計業務委託」。
 規模は玉欄庁が木骨組積造平屋約50平方b、湖心亭が木造平屋約20平方b。鉄筋コンクリート構造への建て替えを想定しているが、現施設のイメージを保存し”友好の証”を再現することを求める。使用する部材も、維持管理が容易なものへの変更を検討する。玉欄庁には展示スペースがあり、工事に電気設備を含む。湖心亭はあずまや。
 設計者の特定後、2014年3月までに基本設計、14年4月〜15年2月に基本設計その2、15年4月〜16年3月に実施設計を進め、16〜17年度の2カ年で建て替える。
 玉欄庁と湖心亭は、上海市と横浜市の友好都市提携15周年を記念し、1989年に上海の技術者が建設した。現在では老朽化が進み立ち入り禁止となっているため、本牧市民公園の再整備に合わせ、現在地で建て替える。
 所在地は中区本牧三之谷59ノ1。