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北海道建設新聞社
2013/09/27

【北海道】北電が石狩湾新港火発3号機に25年着工へ−出力は56万kW 

 北海道電力は26日、LNG(液化天然ガス)を燃料とする石狩湾新港火力発電所3号機について、2025年11月に着工すると発表した。28年12月の運転開始を目指す。
 同日付で経済産業相に供給計画変更を届け出た。併せて、同1号機と2号機、3号機の出力について、設置する設備の仕様がほぼ固まったことから、それぞれ56・94万`hにすると発表した。
 1―3号機はいずれも、石狩湾新港西地区(小樽市)に新設する。LNGを燃やしてタービンを回し、その際に発生する蒸気で別のタービンを動かすコンバインドサイクル発電方式を用いる。
 対岸の新港中央地区(石狩市)にある北海道ガスの石狩LNG基地から燃料供給を受ける。1号機は15年9月、2号機は18年11月の着工を予定。総事業費は3000億円を超えるとみられる。
 北電では、引き続き環境影響評価の手続きや発電所の詳細設計など、建設に向けた準備を進めるとしている。