県教育庁は、9月補正予算案に県立学校耐震化推進事業として限度額61億5000万円の債務負担行為を設定し、15年度耐震完了へ学校の耐震化を加速させる。また、耐震改修に伴い一部教室が使用できない学校があるため、仮設校舎を整備し対応する方針で、補正予算に2棟の仮設校舎の賃貸借料2億2400万円を措置した。
耐震改修工事の対象となる学校と施設は44校・45棟。また仮設校舎を使用するのは、佐倉西高校と薬園台高校の2校2棟。いずれも特別教室棟が対象で、プレハブ校舎の規模は佐倉西高校が延べ約2142u、薬園台高校が延べ約410u。